SPEIS IIには、穿刺防止用カラー、取り外し可能なサイドシステム、5バールの圧力で毎分400リットルの水を供給するウォーターポンプ、360度の視界が得られるガラス張りのキャビンが装備されています。
この消防艇は、いかなる洪水の状況下でも浮力を確保するために、非浸水性の浮力を備えており、不沈性を実現しています。また、アルミニウム製の船体は、ダグラススケールによる海象強度6の領海の最大限度まで、劣化することなく航行することができます。
オーストラリアを拠点としながらも世界中で読まれている雑誌「Work Boat World」は、AISTER Aluminium Shipyardを2018年の最優秀沿岸消防艇のビルダーに指定しました。この決定は、このボートが「印象的で、興味深く、革新的な、小型のマルチロール消防艇であるSPEIS IIは、非常に独創的で、実用的で、明確なデザイン思考から恩恵を受けている」という事実に基づいています。
キャビン
キャビンは、全方向からの視界を確保できるように設計されています。
消防艇のマスターの側に位置し、幅300mmのサイドラインの廊下を除いてデッキのビーム全体をカバーしています。
安全ガラス付きのフロントガラス、真水ジェット付きのダブルフロントガラス、曇り止めシステム、2つの水密性窓、水密性アクセスドアが装備されています。
床には振動を吸収する滑り止め加工を施したゴム板を敷いています。
キャビンの外側には乗組員を乗せるのに十分なハンドルがあり、側面には救命ラインのアンカーが設置され、上部にはアンテナや航海灯を設置するためのアルミマストがあります。
デッキはアルミ製で滑り止め加工が施されています。
デッキはアルミ製で、滑り止め加工が施されています。キャビンの後部は完全にクリアで、資材の収納や救助者の収容に使用できるように補強されています。
---