シェル＆チューブ式熱交換器 Aalborg MX

船用

Aalborg MXは、油または水の加熱に適したU字管を備えたコンパクトなシェル&チューブ熱交換器です。熱媒として蒸気または熱媒油のいずれかを使用します。 タイプ 小径ヘアピンチューブを備えたシェル&チューブ熱交換器です。 1/2パスまたは1/4パスが標準構成です。差し込み型/浸漬式熱交換器もご入手いただけます。 サイズ Aalborg MX（以前のVESTA™MX）シリーズは、Ø100mm～Ø400mmの範囲のシェルです。 600mm～2,000mmまでの直管の長さ（全長980〜2,700mm）。標準のチューブはØ10x1mmですが、他のタイプもございます。DIN86030またはJIS16Kに準拠したバッフルとノズルは、お客様の個々の要件に合わせて調整可能です。また、許容圧力損失に応じて最適なバッフルプレートを装備します。 容量 加熱面の範囲は0.5m2～64m2です。熱負荷の範囲は10kW～約2MW。標準ラインから任意の中間設計をご利用いただけます。 2 MWを超える設計は、こちらでご用意できない場合は、別のオルボルグ・インダストリーズ製品をご提案いたします。設計圧力は16/16または30 / 19 bar（g）で、設計温度のシェル/チューブは160 /204ºCまたは195/212°Cです。 流体 熱媒体：水、蒸気、熱油。加熱対象：蒸気、淡水または処理水、熱油、潤滑油、重油、エンジン冷却剤、食品加工液、酸。 用途 Aalborg MXシリーズ熱交換器は、実績のある費用効果の高い設計により、船舶の設備のオイルおよびウォーターヒーターとしてだけでなく、伝統的にさまざまな産業用途でも利用されてきました。Aalborg MXシリーズは基本的に非常に用途の広いデザインであり、ほぼすべてのアプリケーションに合わせてカスタマイズが可能です。 装置 標準シェルには、安全バルブ、排水バルブ、温度センサー、または圧力計を取り付けるための3つの0.5インチソケットが取り付けられています。コントロールバルブ用のセンサー（静水圧または電気温度センサー）および追加のセンサーを取り付けるための標準のアウトレットチューブもご入手いただけます。蒸気が加熱に使用される場合、ご要望に応じて、標準の蒸気トラップが付属します。 承認 Aalborg MXシリーズは、ABS、BV、CCS、DNV、GL、KR、LRS、MRS、NK、およびさまざまなスカンジナビアの産業当局（Arbejdstilsynet /デンマーク、SAQ /スウェーデン、TTK /フィンランド）によって承認されています。 納品 Alfa Laval Aalborgは、FCA Aalborgベースで、ご注文を受けてから6週間以内にAalborg MXシリーズ熱交換器を配送できます。お急ぎの場合、標準タイプでしたら、数日以内の納品も可能です。 保証 Alfa Laval Aalborgは、熱交換器に12か月の動作保証を提供しています。最大保証期間は納品時から18か月です。 特徴と利点 小径のU字管を使用したシェルとチューブの設計 蒸気、淡水または処理水、熱油、潤滑油、重油、エンジン冷却剤、食品加工液、酸などの流体を使用する海洋および産業用途 すべてのアプリケーションのニーズに従い、適応可能なカスタマイズ機能を備えた柔軟な設計 設計データ ヒーター容量範囲：10〜5,000 kW シェルの直径/長さ：Ø100～400/ 660～2,700 mm 圧力シェル/チューブの設計：最大30/16 bar（g） 設計温度シェル/チューブ：最大195 /212ºC 素材：チューブ：炭素鋼 シェル：カーボンスチール