All American Marine, Inc.(AAM)と船主のSWITCH Maritime(SWITCH)は、カリフォルニア州のベイエリアで運航する70フィート、75人乗りのゼロエミッション、水素燃料電池搭載の電気駆動フェリー、Sea Changeを発表します。このフェリーは、米国初の水素燃料電池船となり、米国の海運業界が持続可能な未来へ移行するための記念すべき一歩となります。このフェリーは、ゼロエミッションの水素燃料電池海洋技術の商業化への道筋を示すために開発・建造されました。現在も米国沿岸警備隊との間で船舶用水素燃料システムの認可に取り組んでいますが、完成したフェリーは、商業界や規制当局に対して、このゼロカーボン船舶推進技術の実現可能性を示すことになります。
このプロジェクトは、SWITCHの民間資本によって運営されています。SWITCHは、米国の海運セクターの脱炭素化とエネルギー転換を促進するために、初のゼロカーボン海運船団を構築するインパクト投資プラットフォームです。 SWITCHの共同設立者兼CEOであるPace Ralliは、「米国沿岸警備隊、革新的な技術パートナー、All American Marineのような最高クラスの造船所と緊密に協力することで、脱炭素海運への移行を今日実現することができます」と述べています。"待つ必要はないのです"。SWITCHのミッションに基づくプラットフォームは、全米の既存のフェリーオーナーやオペレーターと協力し、老朽化したディーゼルエンジン船の代わりにゼロカーボン船の採用を促進することを目指すもので、この最初のフェリーの建造で使用した技術から得た大きな経験を活かしています。
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