最大8つのNMEA 0183データストリームを接続し、1つの出力データストリームに統合します。
X909-Mは、VDR/S-VDR、ECDIS、レーダーなどの接続先機器に1本のケーブルですべてのデータを送ることができるため、接続先機器の近くで多数のデータ信号を簡単に結合することができます。
受信したNMEAデータは、先入れ先出しで保存・転送されます。4800~38400ボーに対応した入出力ポートを搭載。X909-FMは、8つ以上のNMEA入力を持つアプリケーションのためのデイジーチェーン接続にも最適です。
メリット
最大8つのNMEA 0183入力に対応
互換性のためにさまざまなボーレートに対応
デイジーチェーン接続が可能で、複雑な設備に最適です。
IEC60945の認証を取得
技術情報
X909-Mインターフェースは、最大8つのNMEA 0183入力を接続し、1つの出力ポートにデータを結合します。用途としては、複数のソースからの入力データを組み合わせ、VDR、S-VDR、ECDIS、レーダーなどの機器に出力するのが一般的です。
データコンバイナーは、NMEA 0183センテンスを先入れ先出しで保存・転送します。
出力チャンネルが過負荷になる可能性があるため、注意が必要です。NMEA 0183の標準レートである4800ビット/秒では、1秒間に480文字を超える文字は通過しません。
出力レートはDIPスイッチで設定でき、38400ボー出力に設定可能です。また、1つの入力ポートも4800から38400に切り替えることができます。これにより、インターフェースのシリアル接続やデイジーチェーン接続が可能となり、システムの入力容量を大幅に拡張することができます。
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