2016年6月、オースタルはデンマークのモルス・リニエン社(Mols Linien A/S)(OMX:MOLS)から109メートルの車両旅客(RoPax)フェリーの設計・建造を受注した。
この約1億豪ドルの契約は、2011年以来オースタルが建造する最大の商業用フェリーであり、オースタル・オーストラリアのヘンダーソン造船所で2017年第1四半期から建造される予定である。
全長109メートルのRoPaxフェリーは、オースタルの実績ある双胴船プラットフォームをベースに改良された設計で、新しい最適化された船体形状と船体重量最小化ソリューションにより、より優れた性能と燃費効率を実現する。このような技術革新により、モルの新しい高速フェリーはより低い運航コストを実現し、より充実した乗客体験を提供することができる。
クラス初の本船は、425台分の車両用デッキを2つ備え、トラックと最大232台分の車両用デッキは610車線分ある。最大40ノットの速度で最大1,006人の乗客を安全かつ快適に運ぶことができるこのオールアルミ製双胴船は、モルス社に大きな能力をもたらし、戦略的な商業投資に対して早期に価値あるリターンを得ることができる。
船体393、Molslinjen Express 4は2018年8月18日に西オーストラリアのヘンダーソン造船所でロールアウトされ、その後2018年10月16日に進水した。
本船は2019年1月の引き渡しに先立ち、西オーストラリア沖での高速試験で40ノット超を達成した。
国名 デンマーク
クライアント モルスリンイェン
引き渡し年 2019年
仕掛品
車両 425
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