この「全天候型」救助用進水装置 ORC 182 は、非常に高い有義波 2.50m から 4m (波高 6 - ダグラススケール)の重海洋サービス用に提供されます。この救助艇は、特にベルギーの北海EEZエリアでの救助活動のために設計されています。
経験豊富な船員のみが運転することができます。乗組員は3~6名の船員で構成されています。
業務内容
救助船ORC182は、難破した人を救助するために特別に設計されています。
また、以下のような様々な作業を行うことができます。
.被災地での救助施設設置
.現地での救助手段のロジスティック(通信・情報).
.溺死者の蘇生
.船から衛生船または最寄りの港への患者の避難
.小型船舶の曳航
.船舶または港湾設備の火災に対する消火
.小型船舶の浸水時の乾燥について .
能力
救助艇ORC182は、海岸近くでも活動できるサイズ(スモールドラフト)、操縦性、優れた耐航性、適応性の高い装備により、上記の任務を完全にこなすことができます。
耐航性
ORC 182は、荒波に耐える設計であることに加え、非常に特殊なボートコンディションによる転覆事故が発生した場合にも、自力で沈没することはありません。また、不沈船であるため、1つの区画が甲板下に浸水しても大丈夫です。適切な浮力板でこの位置に保持されます。
難破者の救助体制
難破者の乗船は、原則として後部甲板から行います。乗船経路には、難破者が救助艇に乗り込む際に怪我をするような鋭利な刃物がないようにします。
---