垂直に設置された電動機を直接動力伝達することで、スラスタを作業位置に降ろしたり格納したりする際に、特別なシャフトやクイックリリース・カップリングの配置が不要になります。また、原動機とスラスタをつなぐギアボックスも不要となり、トータルでの効率が向上しました。
お客様にとって価値ある機能を備えた設計理念
Brunvollのリトラクタブルアジマス/トンネルスラスタは、従来のトンネルスラスタとしても使用可能なリトラクタブルアジマススラスタです。これにより、スラスタの機能を革新的かつ柔軟に使用することができます。
長い柱のような形をしており、スラスタコンパートメントに垂直に設置されます。
油圧式の昇降装置を使って船体内に格納されます。
スラスター格納時には、バネ式のロック装置により機械的にロックされ、船体開口部はプロペラノズルの底部に取り付けられたフラッシュプレートにより閉鎖される
タンクトップ/シーチェストの統合プレートに、アジマスアレンジメント、リトラクトアレンジメント、ガイディングコラムがあらかじめ組み立てられた状態で納入されます。
これにより、スラスターユニット一式を簡単に設置・統合することができます。
作動位置を下げた状態では、スラスタユニットは油圧式の昇降アクチュエータによって「ロック」され、あらかじめその位置に配置されています。
スラスタが動作位置にあり、回転していないときは、機械的なブレーキにより方位の動きがロックされます。
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