3516C推進用エンジンは、後処理を追加せずにIMO II排出ガス規制に適合する幅広い定格にて提供されています。 これらのエンジンでは、燃料消費量を最小限に抑えるための電子制御ガバナ、コールドモード始動方策、およびプログラム可能なローアイドルにより、効率的な作動が実現しています。 3516Cエンジンには、排出ガスを低減するクローズドクランクケース換気システムも組み込まれています。
エアインレットシステム
耐腐食独立回路淡水アフタクーリング、パワーコアエアクリーナ
コントロールシステム
デュアルCaterpillar A3エレクトロニックコントロールユニット(ECU)、左側、電子ユニットインジェクタ燃料システム高剛性ワイヤリングハーネス付き(ECUの駆動には直流10 Aが必要)
クーリングシステム
ギヤ駆動遠心補助海水ポンプ、ギヤ駆動遠心ジャケットウォータポンプ、補助タンク(市販エンジン)、冷却水シャントタンク(軽量エンジン)、エンジンオイルクーラ、サーモスタットおよびハウジング。
ECUの機能
プログラム可能ローアイドル、SAEJ1939データリンク、Cat®データリンク、エンジン診断、汎用アラームリレー、プログラム可能パラメータ(システムアプリケーションおよびタトルテール)、Caterpillar ETサービスツールインターフェイス、リモートシャットダウン、シャットダウン通知、負荷フィードバック、過回転シャットダウン、過回転検証
排気システム
乾式気密排気マニホールド(ヒートシールド付き)デュアルターボチャージャ(水冷式ベアリングおよびヒートシールド付き)。 ウェイストゲート(定格を選択)
燃料システム
電子制御ユニットインジェクタ、シンプレックス燃料フィルタ(右)(サービスインジケータ付き)、燃料トランスファポンプ
計器類
マリンパワーディスプレイ、表示項目: エンジンオイル圧力、エンジン水温、燃料圧力、エンジン回転数、燃料消費、過回転シャットダウン通知ライト、予潤滑およびシャットダウンオーバライド