電子制御システムEPC(Electronic Pressure Control System)を搭載した水圧システムは、シャワー、洗面台、トイレなど、船内のあらゆる機器に適切かつ一定の水圧を与えるために、船舶の分野で広く使用されています。
電子制御システムEPCを搭載したC.E.M.社製の水圧システムは、ポンプの自動制御を実現するよう設計されています。EPCは、圧力が低下したとき、またはシステムへの水の供給が中断されたときに、自動的に開始と停止段階を制御し、以下の利点を付与します。
水の供給がなくなったとき、ポンプを自動停止させる(これにより、ポンプの有害な空転を防ぐことができます)。
警告灯による常時監視:緑色ランプ "Line"=ポンプオン、赤色ランプ "Failure"=異常によるポンプオフ(水切れなど)。
配水中の圧力は一定です。
従来のタンク付き水圧システムに比べ、全体の寸法が小さくなっています。
水不足で停止した場合、EPC装置により、ポンプは定期的に短時間起動し、独立した方法で水の有無を確認することができます。これらの試行(最大4回)の間にポンプが水を取り込むことができた場合、昇圧セットは通常運転を再開します。4回試行すると、EPC装置はポンプを完全に停止させます。その後、「リセット」ボタンを押すことによってのみ、ポンプを再始動させることができます。
水圧システムの構成
当社の電気水道圧力システムは、通常、以下のものが装備されています。
電動ポンプタイプ J-mini, J-INOX, MG-INOX, JBR または PB (電圧と性能は表の通り).
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