革新的で先駆的なソリューションを搭載した、風力発電所メンテナンス用の初のハイブリッドバッテリーDCネットワークDPII SOVとして、Wind of Changeはデンマーク最大のエネルギー企業であるØrsted社のドイツ沖のBorkum Riffgrund 1 & 2とGode Wind 1 & 2風力発電所で使用される予定です。
Wind of Changeは、風車市場で最大級のSOV(Service Operation Vessel)です。SOVには、技術者が風車に継続的にアクセスできるよう、波浪補償ギャングウェイシステムが1基装備されており、本船と風車間の貨物/資材運搬用に3Dクレーンが1基装備されています。このタイプのクレーンの設置およびテストは今回が初めてとなります。
SOVは、4-SplitシステムをベースとしたDP-2に分類されます。また、特別に開発されたDPシステム構成は、本船で初めてテストされます。船内には2つのバッテリーが搭載されています。
バッテリーの搭載により、発電機の燃料消費量と排気ガスが大幅に削減され、エネルギー効率だけでなく、環境にも配慮した船舶となっています。
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