チラー(水冷装置)は、淡水または塩水コンデンサーの冷却に適したコンパクトなユニットです。ニーズに応じて、特殊材料(低磁性体など)、特殊保護(ショックアブソーバーなど)、非標準の電源、制御、負荷、構造で作られた、専用のカスタマイズバージョンのチラーを提供することが可能です。
チラーは以下の部品で構成されています。
コンプレッサー
効率やニーズに応じて、レシプロコンプレッサー、スクリューコンプレッサー(半密閉式、開放式)、スクロールコンプレッサーで集約生産することが可能です。
コンデンサー
真水(銅低圧管)、ブライン、海水(銅ニッケル低圧管、真鍮低圧管)の冷却に適したシェル&チューブコンデンサーを標準として使用しています。外側と内側のフィン付きチューブを使用することで、より優れた熱伝達パラメータを得ることができ、その結果、コンデンサーの全体寸法を小さくすることができます。
蒸発器
シェル&チューブ式またはプレート式蒸発器を使用することができます。必要に応じて、蒸発器はステンレス鋼で作ることができます。エバポレータの入口温度センサ、出口温度センサ、流量センサ、凍結防止センサを使用して、エバポレータの水流を制御します。
冷凍回路
チラーユニットには、遮断弁、フィルタードライヤー、電子膨張弁、高圧・低圧ゲージ、圧力トランスミッター、電磁弁、安全弁が装備されています。
マイクロプロセッサーによる制御
コントローラーは、特に以下の機能を備えています。
蒸発器出口の冷水温度維持
凍結防止機能
コンプレッサーの制御とタイマー機能
効率レベルの調整
リモートコントロールシステムからの信号
---