内水面や沖合では、従来の鋼製係留ブイに代わり、発泡係留ブイが活躍しています。
円筒形係船ブイは代表的な係船ブイの一種です。円筒形係船ブイは、チェーンスルータイプ、パッドアイ、十字架、クイックリリースフック、メーカーやナビゲーション機器などを装備して供給することができます。その他、用途に応じた様々な端部金具が用意されています。すべての端部金具は、海水による腐食に耐えられるよう、亜鉛メッキまたは塗装された鋼鉄で作られています。商業係留ブイの用途は、沖合や遠隔地での係留、港湾での一時的な係留、大型船舶の停泊・係留ドルフィンへの追加係留、使用頻度の少ない船舶の長期係留などです。
係船ブイの特徴
1.PU保護外皮 - 3~20mm厚の強化ウレタンエラストマー外皮。
2.セルフフェンダリング - 高い衝撃吸収能力
3.インナー PE/EVA フォーム - 非防水独立気泡硬質フォームコア
4.アッパーエンドフィッティング - 様々なエンドフィッティングオプションが利用可能
5.内部スチールコア - より良いサポートとバランスのために
6.補強層 - 強化ナイロンフィラメントにより、ポリウレタンエラストマー保護膜の引裂強度を向上。
係留ブイの構造
1.上端金具(各種オプションあり)
2.弾力性のあるアウトフォーム(ご要望に応じます。)
3.硬質インナーフォーム
4.内部スチールコア
5.内部スチールコア
6.ロードディストリビューションプレート
7.下端金具(図はムアリングアイ)
8.強化ウレタンエラストマー表皮
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