航海用レーダーに接続するだけで波浪解析が可能*
航海用レーダーFAR-2xx8シリーズ、チャートレーダーFAR-3xx0シリーズを使用することで波浪解析が可能になりました。夜間に波が見えにくい状況下でも、正確に波浪データを得ることができるので、夜間作業・航行の安全性向上に貢献します。また、波浪情報を陸船間/船間で共有すれば、多点のリアルタイム波浪実況が可能になり、安全かつ経済的な航路計画に役立ちます。特に港湾付近の波浪実況は安全な入出港に重要な情報となります。
*PCのみで処理を行うため航海用レーダーの性能、処理速度に影響を与えることなく、使用できます。
▶ 世界で初めてSバンドレーダーでの波浪解析を実用化
Sバンドレーダー、固体化モデル、Xバンドレーダーすべてのアンテナに対応しています。また、波浪解析に使用するアンテナを気象状況に合わせて切り替えることで、より正確な解析を行うことができます。
世界初となる波高計測自動調整を実現
波浪レーダーとしては、世界初となる波高計測自動調整を実現しました。レーダーのアンテナ位置や海況の変化などの外的要因に左右されず、正確な波高を計測できます。
▶ 波浪計測データをリアルタイムにアウトプット
PC(ユーザー手配)から、RS-232Cシリアルデータとして波高、波向、波周期のデータを出力することで、外部システム(自動気象通報システム、DPシステム等)に活用できます。
▶ 詳細解析データのファイル出力が可能(WV-100STのみ)
波浪解析結果を画面で表示するだけでなく、数値データとして出力することができます。造船所での試運転時の海況データ取得や、気象サービス等にも役立つ機能です。