この船は、世界中で無制限に高速コンテナサービスを提供するために設計されています。下甲板のコンテナは固定されたセルガイドに収納され、上甲板のコンテナにはポータブルラッシングシステムが用意されています。
ホールドは天候に左右されないポンツーンハッチで閉じられ、隣接するカバーに積み重ねられるように設計されています。コンテナの構成は、オーナーの要望に応じて容易に変更可能です。設計喫水34フィート6インチの場合、コンテナ容量は1,650TFEU、または1,400TFEUに40フィートのオートフレーム(FAF)を125個加えたものとなります。本船の安定性を考慮し、デッキ上に4段のコンテナを積むことで、最大1,910個(1,650個+FAF130個)のコンテナを搭載することができます。冷蔵コンテナ用のレセプタクルは、16列のコンテナのうち5列の船倉と甲板に設けられています。
主な特徴
クラスABS A1コンテナ船、AMS、ACCU
上甲板までの深さ:66フィート6インチ
機械設備
メインエンジン:B&W 8180MC 低速ディーゼル、シングルスクリュー、33,680 BHP(メートル法)
追加装備
2,000KW船用ディーゼル発電機3基、500KW非常用ディーゼル発電機1基、ターボチャージャー2基、排気エコノマイザー、電気油圧式バウスラスター、電気油圧式舵取機。
航海設備
レーダー/衝突回避システム
ジャイロコンパス、オートパイロット
エコーデプスサウンダー
ドップラー式スピードログ
衛星ナビゲーションシステム
ロランC
無線式方向探知機
無線機器
1,000W 410-515kHzメイントランスミッター
VHF無線電話 インマルサット衛星通信端末
HFテレタイプ
遠隔操作・監視
エンジンコントロールルームからの遠隔操作。ブリッジから推進機を遠隔操作することも可能。
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