GTL-1直接駆動シングルインレット遠心ファンは、最大風量7 m3/s、最大圧力2000 Paまで対応します。このファンには、さまざまなタイプのインペラが用意されています。
前方にカーブしたブレードを持つインペラ(GTLFファン)
後方にカーブしたブレードを持つインペラ(GTLBファン)
バージョン
ファンは通常バージョンのほかに、防爆バージョンも用意されています。GTの煙抽出バージョンは、フランスのCTICM研究所およびロシアのVNIIPO研究所によるテストを受けています。CTICMでは、GTLB-1-025-071およびGTLF-1-031-050を対象に、+400 °C、2時間の試験が実施されました。VNIIPOは、+400 °C、2時間および+600 °C、1時間についてファンをテストし、テストはすべてのシングルインレットGTファンを対象としています。火花防止仕様のファンは、ドイツ規格VDMA 24 169 3.1 - 3.2 および 3.4 に適合しています。インレットコーンは真鍮製です。GTLFファンでは、吸込口に真鍮製のバンドが取り付けられています。ファンの吸気口がダクトに接続されている場合、シングルインレットファンは+80 °Cまでの温度での連続運転に対応します。モーターが空気の流れにさらされている場合(フリーインレットファンの場合など)、周囲温度は+40 °Cを超えてはなりません。より高い温度に対応するモーターはご要望に応じて提供可能です。
設計
ケーシングは、Sendzimir社製の亜鉛メッキ鋼板製です。サイドプレートは一体成型で、インレットはエンドウォールにディーププレス加工されています。ケーシングの接合は「ピッツバーグ折りたたみ方式」で、強固な接合部を実現しています。ピッツバーグ・フォールディング方式」と「ディープ・プレス・インレット」により、安定した設計と高い安定した品質を実現しています。ファンタンは空力特性を最適化したものです。
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