HLK-21020は、小型観測車などに搭載されているミニマニピュレータHLK-43000専用に開発されたマニピュレータで、爪回転機能を必要とするシステムには後付けで取り付けることが可能です。
回転機能はラック&ピニオン方式で180°の回転に制限されており、爪機能は複動式アクチュエータを採用しています。本体とブラケットは6082アルミニウム製で、表面は50ミクロンの硬質アルマイト処理が施されています。
回転機能は、80barで8.2Nm(6lbf.ft @ 1160psi)の限られた範囲のトルクを提供し、ジョー機構は80barで125N(28lbf @ 1160psi)の圧縮力を発揮することが可能です。
各ジョーのタインに溶接された円形のカッティングブレードは、最大6mm(1/4インチ)のソフトロープ切断能力を提供し、6mm(1/4インチ)のクロスドリルは、Tハンドルや他のタイプのROVツーリングハンドルのグリップに利用できます。
特徴
8.2Nm @ 80bar (6lbf.ft @ 1160psi) を供給できる180度回転機能
125N @ 80bar (28lbf @ 1160psi) の顎力容量
ソフトロープカッティングブレードを標準装備
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