高い視認性と耐久性を誇るディスプレイ
視認性と耐久性に優れた10.4インチ高輝度グラスボンディングLCDディスプレイを採用しています。白色LEDバックライトにより1000cd/m²という高輝度を確保すると共に、保護ガラスとLCD表面を透明度の高い特殊ボンドで密着させることで太陽光などの反射を抑え、クリアな映像を提供します。また、保護ガラスは従来のアクリルフィルタに比べて表面が硬くキズに強くなっています。
JRC独自のコア技術
JMA-3300シリーズは、JRCが独自に開発したシステム・オン・チップ(SoC)をメインコアに用いています。このSoCは優れた処理能力と低消費電力を両立させるとともに高い信頼性を誇り、JMA-3300シリーズのもつクラスを超えた機能・性能を実現しています。
AIS目標表示機能と簡易ARPA機能MARPA+ を標準搭載
JMA-3300シリーズは、最大50隻の他船AISシンボルが表示できるAIS目標表示機能*1と、最大10隻の目標を自動追尾できる簡易ARPA機能MARPA+(マルパプラス)*2を標準搭載しています。これらの機能により他船の動向をリアルタイムで正確に把握することができ、安全航行を強力にバックアップします。
JRC製大型レーダーの信号処理技術を取り入れた真航跡表示機能 Semi-Constaview(セミ・コンスタビュー)*1を搭載。これまでは自船の回頭や変針によって生じていた他船航跡の歪みや陸地の尾引きがなくなり、自船の動きに影響されないクリアな他船航跡が表示できます。この他船航跡を見ることにより、静止している他船やブイと、移動している他船が一目で区別できるとともに、移動している他船の針路が的確に分かります。
取説いらずの簡単操作
レーダーの基本操作に不可欠なキーやツマミだけを厳選して配置した、とてもシンプルで機能的なパネルレイアウトを採用。加えて、4つのソフトキーとマルチダイヤル、分かりやすいメニュー構成により、豊富な機能が誰でもすぐに使いこなせるようになっています。さらに、キーを押したときの感触やレスポンス、ツマミの太さ・硬さにもこだわり、ストレスの無い快適な操作性を約束します。また、パネル前面にUSBポートを設置。市販のUSBメモリーに各種設定値や自船/僚船のAIS情報などをバックアップしたり、そのバックアップしたデータを僚船のJMA-3300にコピーすることができます。