JRC 日本無線は、1975 年より海事衛星通信装置を造り続けており、その設計経験から、ユーザーの皆様の様々なご要望にお応えしています。また、高度な通信接続性を実現する新設計の船上装置および船内装置により海洋産業に創造的なソリューションを構築して、より良いサービスを提供します。
インマルサットのフリートエクスプレスサービス
インマルサットの新製品であるグローバルエクスプレス端末(Ka帯)は、フリートブロードバンド端末(L帯)を相互接続したフリートエクスプレスサービス*1として利用することで、インマルサット衛星ネットワークの冗長性により、豪雨やアンテナブロッキングの場合でも卓越した信頼性を発揮します。*2
インマルサットの船舶向けの次世代高速通信サービス。
冗長性は、グローバルエクスプレスI-5 衛星とフリートブロードバンドI-4 衛星間の重複領域のみ適用されます。JUE-251 またはJUE-501 経由のデータ通信速度は、通常のフリートブロードバンドのレートです。
小型、軽量、高耐久性船上装置を実現
三層の繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced Plastics)を採用したことにより、高耐久性かつ軽量なレドームの提供が可能になりました。
また、レドームは、過去の経験を活かし、過剰な力や熱を加えることなく曲線構造を実現しています。
船上装置の小型・軽量化により、換装も比較的容易に行うことができます。また、船上装置は現在のフリートブロードバンドと同様の装備性 を持っています。