リバーレースや上級フィットネスパドラー向けの細長い「マルチスポーツ」カヤック。標準的なICFレーシングK1より1メートル近く長く、シート位置のすぐ下で平らになる深いV字型の船体を持つ。
このタイプのカヤックはもともと、浅く、速く、編み目の多い河川セクションでの長距離レース用に設計されている。ヨーロッパの大会ではポーテージが多いので、パドラーが乗り降りしやすいようにコックピットが大きくなっている。これにより、より使いやすく、より汎用性の高いカヤックとなっている。
長さがあるため、ロケット610はスピード保持力に優れ、長距離で最大スピードが出るという特徴がある。多くの元マラソン選手が、K1レーシング・カヤックよりロケット610の方が長距離で速いと感じています。バウが高いので、急流でもディップしない。重心後方のフラットな船体セクションは、もちろんK1フラットウォーターカヤックより安定性が高い。デッキはコックピット前のアグレッシブな形状で、接近したキャッチを可能にする。
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