MPower® CLMD12は、あらゆるサイズの船舶とより小さな負荷のために設計された、コンパクトな12チャンネルDCロードコントローラモジュールです。12個のブレーカのうち2個は最大12A、6個は最大10A、4個は最大5Aを処理し、合計75Aの電流容量があります。さらに、回路を並列化することも可能です。
より小さな回路を保護する必要がある場合、新しいマレトロンN2KAnalyzer® V3ソフトウェアを使用して、12個のブレーカーのそれぞれを低い電流レベルでトリップするように設定することが可能です。さらに、CLMD12は最大7個のハードワイヤード・スイッチの入力があり、ブレーカーの状態を切り替えたり、ビルジアラームやハッチの位置など他のデータの入力として使用することが可能です。
CLMD12は、ポンプ、モーター、電子機器など多くのDC負荷を扱うことができます。CLMD12の利点は、12個のブレーカーに流れる電流をそれぞれ報告することです。これにより、負荷の電流が多すぎるか少なすぎるかを判断することができます。この情報は、過電流障害や電球切れなどの過電流状態を報告するために使用することができます。
負荷を手動で制御する場合は、オプションのMPower 12チャンネルバイパスモジュール(CBMD12)をCLMD12と一緒にインストールすることができます。
CLMD12は、以下の構成で既製品として販売されています。
特徴
NMEA 2000® インターフェース
IP67準拠
イグニッションプロテクト
NMEA 2000®から光絶縁され、潜在的なグランドループを排除
12個の調光可能な電子サーキットブレーカー(ECB)により、NMEA 2000®ネットワーク上でオン/オフ制御が可能
最大12Aまで通電可能なブレーカー2個
最大10Aまで通電可能な6個のブレーカー
4ブレーカー、最大5Aまで通電可能
個々のブレーカー電流のモニタリング
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