MTUのAIS-Cトランスポンダは、小型のAIS AtoN機器であり、船舶やAIS基地局の海図上のブイ、ビーコン、灯台の位置や識別を容易にするために、船舶の航行援助(AtoN)のGPS位置情報を自動的に提供します。
本機とGPSアンテナをコンパクトに収納できる3重の環境保護ハウジングを採用しています。このトランスポンダは、回転式や点滅式など、あらゆる種類のビーコンからのステータス信号やアラーム信号を送信することができ、追加のセンサーを設置する必要はありません。
さらに、MTU AIS-Cは、海流、波高、潮汐、風向・風速などの気象・海象データを、最小限のエネルギー消費で送信することができます。
MTU AIS-C」は、IMO、IEC、ITU、IALAの各規格に準拠しています。
技術仕様
メッセージ21で航行補助装置(AtoN)の識別情報を放送
基本データおよび動作状態の放送
気象・海象データをメッセージ8で送信可能
ビーコンの遠隔監視・制御に最適
メッセージ6でアラームとステータスを提供
IEC AIS Aids to Navigationに準拠して製造されています。
IEC 62320-2
IEC 60945
IEC 61108-1
IEC 61162-1/2
ITU-R M.1371-4
IALA A-126
BSH、R&TTE、BSH、FCC(米国)、IC(カナダ)の各認証を取得
2つのバージョンを用意
MTU AIS-C1:タイプ1、送信機のみ
MTU AIS-C3:タイプ3、送信機-受信機
仮想航法装置および合成航法装置(AtoN)の生成が可能
リピータ機能も搭載
構成
Windows環境のソフトウェアとVDL無線によるコマンドで設定可能
リモートモニタリングセンターソフトウェア
AIS経由で利用可能
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