また、NT925HDIはバージョン2.0r以降のソフトウェアに対応しており、スピードログシステムから200または400パルス/ノーティカルマイルを受信し、ECDISやAISシステムなどで要求されるヘディングのみ、スピードのみ、スピードとヘディングを組み合わせたフォーマットのNMEA出力データを提供します。バージョン3.0以降のソフトウェアは、ROT(Rate of Turn)NMEAデータ出力も提供します。
ジャイロのヘディング信号を受信すると、コモンモードの複雑さを排除するために光絶縁されている関連する出力チャンネルに、4つのデータタイプが同時に連続的に送信されます。
速度入力データ(200 または 400pp.nm)が利用可能な場合、速度とヘディングの組み合わせデータも NMEA 出力チャンネル(VHW 文)から利用可能です。
ジャイロヘディングデータは、4桁LCDに常時表示され、夜間でも確認できるように赤色バックライトで照らされます。
また、電源モニタリレーを内蔵しており、無電圧のノーマルオープン(NO)またはノーマルクローズ(NC)接点で電源異常を知らせます。
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