NT921 WAウォッチアラートシステムは、多忙で短時間に作業することの多い非SOLAS船(作業船/商業漁業/風力発電所支援ユニット等)に、信頼性の高い低コストのバックアップ機能を提供する堅牢でインテリジェントな監視装置です。警報時間は3分~12分の間でオペレータが任意に設定でき、緊急援助が必要な場合に遠隔地にいる乗組員を呼び出す緊急通報機能も備えています。
選択された時間間隔(3~12分)は、設定された動作モードと同様に、キースイッチ選択によってセキュリティ保護されています:
常時ON
常時OFF
AUTOモード(オートパイロット/軌道制御システムなど、他の機器の電源投入により自動的に作動します。)
一度作動すると、指定されたタイムアウト時間(3~12分)が経過すると、自動的にブリッジ視覚アラーム(15秒)が発生し、その後ブリッジ可聴アラーム(15秒)が発生します。
WA「リセット」ボタンがメインユニットで操作された場合、または他の操舵室/ブリッジに設置されたリセット(またはオプションの動作検知器)が作動した場合、アラームが解除され、新しい計時期間が開始されます。
30秒間のブリッジ視覚/可聴アラーム期間中にシステムを「リセット」しなかった場合、遠隔地で自動的にクルーコールアラームが作動します。
緊急時に操舵室のバックアップが必要な場合、NT921WAは「緊急通報」機能を備えており、タイミングサイクルのどの段階でも操作することができます。
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