MKIIはR6が完成した後に生まれたもので、R6の良さをR5 MKIのプラットフォームに反映できないかと考えたのです。単純な答えは「イエス」でしたが、より複雑な答えは、新しい船体が必要だということでした。私たちの目標は、R5が快適で扱いやすいオフショアパフォーマンスヨットであることを維持しつつ、現代のパフォーマンスライブボードに期待される仕上げのトリムや船体のボリュームをさらに追加することでした。そのため、Mk1もそうでしたが、船体の幅と長さを若干広げ、より快適な船旅を提供できるよう、船体を再設計しました。
船体容積を増やし、R6にインスパイアされた新しいコーチルーフを採用したMKIIは、雄大なR6と同様の超多用途な3または4キャビンのレイアウトを特徴としています。MKIの大きなサルーンはそのままに、より良い視界とヘッドルームを確保し、R6に見られるようなオープンヘルムウィンドウとヘルム上部のツインスライドルーフハッチを備えています。内部仕上げは、発泡スチロールの芯材に天然木材を張ったもので、合成繊維の表面はPVC基材に接着されています。このため、あらゆるグラフィックデザインをプリントして施すことができます。実際、このテクスチャーを施した内装は、オーナー様が内装を変えたいと思ったときに、事前にカットしてヨットに宅配し、現地ですぐに貼ることができるようになっています。R6と同じ4ポジションのアフトビーム、シート、ダビット、大きな寝台、そして朝食やバーとして利用できるオーバーハングしたギャレーカウンターが特徴です。
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