船舶の主推進装置としての凧
オシアナジーは、船舶の主推進システムとして、カイト推進システムを設計しました。私たちのカイト推進システムは、風上、風下、方向転換を含むすべての風コースで船を完全に航行させることができます。これによって、船は完全に航行することができます。補助電気推進システムは、緊急時のバックアップとして、また港の近くを航行する場合にのみ使用されます。
カイト推進装置のプロトタイプを製作しました。まだ小規模で、80m2までのカイトを扱うことができます。風の強いケープタウン(南アフリカ)にあるOCEANERGYのカイトテストセンターで、大規模なテストプログラムを行っています。
カイトの推進システムは、主に2つのコンポーネントで構成されています、
- パイロットコックピットや人工知能(AI)電子制御など、当社独自のカイトコントロールシステムを搭載。
- カイト本体:軽量かつ高負荷のRESカイト。
当社の高負荷RESカイト
当社の高荷重RESキットも同様にユニークで世界初のものです。この凧は、市場にある既存の低重量凧の10倍以上の負荷を扱うことができます。このことは、最大MW出力と最低H2 LCOE(平準化エネルギーコスト)により、電力と水素に直接反映されます。
凧の利点は、他の風を利用する手段よりも優れていることです。
凧は、帆、フレッツナーローター、回転式風力発電機など、風力エネルギーを利用する他の技術に比べていくつかの利点がある。これらの「古い技術」に共通するのは、マストに取り付けられていることで、マストの根元でトルクが発生し、スケーリングの問題につながることです。
---