RipEX-HSは、ホットスタンバイマスターステーション、1+1冗長化、フルモニター、ホットスワップ可能な装置です。
標準的なRipEXユニット2台で組み立てられ、それぞれ独立した電源が供給されます。故障時の自動切替はコントローラーが行います。切替条件は自由に設定可能です。また、2台とも同じMACアドレスで起動するため、切り替え時間は2秒以下と非常に高速です。
RipEX2には、コントローラやスイッチングを使用しない完全冗長化オプション(RipEX2-RD)が用意されています。接続技術の冗長化、アンテナの冗長化は必須ですが、RipEX2-HSではオプションとなります。
LEDパネル、HWアラーム出力、SNMPトラップ、RipEX標準ユニットを内蔵しているため、RipEX-HSの設定や制御は非常に簡単で、RipEXに精通している人であればメンテナンスが可能です。
特徴
機能性
RipEX-HSの内部には、同じ構成の標準的なRipEXユニットが2台あります。2台とも起動していますが、アクティブになっているのは1台だけです。2台目のEthernet, COM, (SFP), Antennaのインターフェースは切断されています。
アクティブユニットのステータスが "down "に変化すると(制御値がそれぞれの閾値を超えたとき)、コントローラは自動的にすべてのインターフェースを2台目に切り替え、すべての機能を引き継ぎます。2台とも同じMACアドレスを使用しているため(MACクローニング)、切り替え時のドロップアウトは2秒以下と最小です。
可能な制御値は以下の通りです。
RSS、DQ、TXLost[ - 無線チャネルで失われたパケット、Ucc - 電源電圧、Temp - 内部温度、PWR - RF電力、VSWR - 反射RF電力、ETH [Rx/Tx], COM1[Rx/Tx], COM2[Rx/Tx] - 各インターフェースで受信/送信したパケットの数
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