Lynxは、小型のTigerと同様に、水深1,500mまでのミッションをこなす、石油・ガス産業で使用される代表的な観測・検査用車両です。
Lynxには2基の垂直スラスタと4基の水平スラスタが搭載されており、非常に安定したプラットフォームと優れた操縦性を実現しています。
また、様々なツールやセンサーが用意されているほか、交換可能なツーリング・スキッドも用意されており、専用のツーリング・パワー・サプライ・ユニットから電源を供給することができます。
Lynx車両はフリースイマーとして利用可能で、8型テザーマネジメントシステム(TMS)と組み合わせて運用することもできます。
リンクスの概要
サーフェス電源ユニットとサーフェスコントロールユニットは、独立したユニットとして提供されるか、エアコン付きのコントロールコンテナ内に設置されます。追加のツール電源オプションも用意されています。
サーフェス機器には、ハンドコントロールユニット、キーボード、17インチカラーモニター2台が含まれます。マニピュレーター・スキッドを装備したシステムには、ハンド・コントロール・ユニットを追加することができます。
ビデオ伝送用に2つのライブビデオチャンネルを備えた光ファイバMUX。オプションでMUXの追加も可能です。
フリースイミングROVとして、またはタイプ8のテザーマネジメントシステム(TMS)と組み合わせて、水深1500mまで運用可能。
追加の展開オプションとして、自由遊泳のLynxには電動ウインチ、TMSを搭載したROVにはA Frame Launch and Recovery System (LARS)が用意されています。
水深1,500mまでのROVには、4基の水平スラスタと2基の垂直スラスタ、エレクトロニクスポッド、4個のLEDライト、2台の高解像度カメラ、コンパス、深度センサーが搭載されており、車両の自動ヘッディングと自動深度に対応しています。高度計を装着すれば、オプションで自動高度調整も可能です。
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