SAACKE蒸気圧霧化装置は、タンカーやFPSOの補助ボイラーやメインボイラーなど、中・大型の水管式ボイラーの燃焼用に設計されています。
独自のSAACKE設計は、燃焼空気の供給と分配を段階的に行うことを特徴としています。これにより、高い制御範囲と完全燃焼を実現し、低負荷運転時でも低O2値を実現しています。同時に、全負荷範囲で非常に安定した火炎を実現しています。DDZ-Mバーナは、その汎用性の高い火炎形状により、横火と上火の両方のボイラに対応します。空燃比の制御は、電子式混合気レギュレータとPLC燃焼コントローラの組み合わせで行います。また、ご要望に応じて機械式複合レギュレータも提供可能です。FPSOやLNG船には、オイルとガスを組み合わせたDDZGタイプのバーナーがあります。
液体燃料
最大700cSt/50°Cの重油
舶用ディーゼル油
マリンガスオイル
気体燃料
天然ガスを標準とし、井戸からの天然ガスなど、要望に応じて他のすべてのガスを提供
容量範囲 8.5 - 37 MW
制御範囲
13.5MWまでのバーナーは1:7
13.5~21MWまでのバーナーでは1:10
21MW以上のバーナーは1:15
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