トルトゥーガROVは、水深500m定格の水中検査ロボットです。4基の水平スラスターはそれぞれ17kgfの推力を発生し、独自の方位制御システムを備えているため、最大4ノットの強い流れの中でも、方向に関係なくROVを操作することが可能です。比類なき推力対重量比と完全に統合された音響画像ソリューションにより、トルトゥーガは過酷な運用条件下での水中検査に最適な乗り物です。
ロングレンジ構成
浸水したパイプやトンネルなどの限られた空間での検査のために、トルトゥーガは光ファイバーテレメトリーを装備し、長距離での遅延のない通信と監視を可能にします。光ファイバー技術により、重要なデータ量(ビデオ、ソナー、プローブなど)を数キロメートルに渡ってリアルタイムに転送することができます。トルトゥーガは、その高い推進力により、3000m以上のアンビリカルを巻き取り、水力インフラ(取水口、排水口など)の長距離点検を行うことができます。オドメトリ・トレースシステムを搭載した3300mの光ファイバーアンビリカルを収納できる電動ウインチが、作業中の最適なケーブル管理を可能にします。
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